結婚式のお呼ばれで「赤ドレス」はNG?OK?失敗しない服装マナーとおすすめコーデ
結婚式にお呼ばれした際、「何を着ていこう?」と悩む方は多いですよね。特に、華やかな「赤色のドレス」は、着てみたい気持ちがあっても「派手すぎない?」「マナー違反にならないかな?」と不安に感じる方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、結婚式で赤ドレスを着ることは、決してNGではありません! しかし、いくつか知っておくべきマナーや選び方のポイントがあります。
この記事では、結婚式のお呼ばれで赤ドレスを着用する際のマナーと、失敗しないコーディネートのコツを詳しく解説します。これであなたも、自信を持って結婚式のおしゃれを楽しめますよ!
結婚式で「赤ドレス」はNGではない!でもココに注意
赤色は、お祝いの席にふさわしい華やかで縁起の良い色とされています。そのため、結婚式のお呼ばれで赤ドレスを着用すること自体は、マナー違反ではありません。しかし、いくつか注意すべき点があります。
1. 主役は新婦!「花嫁より目立たない」が大原則
これが最も重要なマナーです。結婚式の主役はあくまで花嫁。どんなに素敵なドレスでも、花嫁以上に目立ってしまうのは避けましょう。
真っ赤な原色ドレスは避ける:
鮮やかすぎる赤や、全身が真っ赤なドレスは、花嫁のウェディングドレスと競合し、視線を集めすぎてしまう可能性があります。特に、白や生成り系のウェディングドレスに対して、原色の赤はかなり目立ちます。
デザインに注意:
露出が多すぎるもの、派手な装飾が多すぎるもの、ボリュームがありすぎるものは避けましょう。上品で落ち着いたデザインを選ぶことが大切です。
2. 色味選びが重要!おすすめは「深みのある赤」
赤色といっても、様々なトーンがあります。結婚式にふさわしいのは、落ち着きのある上品な赤です。
ボルドー、ワインレッド、ディープレッド:
これらの深みのある赤は、上品で大人っぽく、結婚式の雰囲気にマッチします。光沢のある素材を選ぶと、よりエレガントな印象になります。
テラコッタ、くすみレッド:
少しブラウンがかった赤や、トーンを落としたくすみ系の赤も、派手になりすぎずおしゃれに着こなせます。
3. 素材感や丈感にも気を配る
ドレスの素材や丈も、品格を左右する重要なポイントです。
素材:
サテン、シフォン、レース、ジョーゼットなど、上品な光沢や透け感のある素材がおすすめです。カジュアルすぎるコットンや麻素材は避けましょう。
丈感:
フォーマルな場では、膝が隠れるミモレ丈やロング丈が基本です。ミニ丈は避けてください。
赤ドレスを上品に着こなすコーディネートのコツ
赤ドレスを着用する場合、小物選びで印象が大きく変わります。上品にまとめるためのコツを見ていきましょう。
1. 羽織り物で露出を調整&上品さをプラス
肩や腕の露出を控えるのは、結婚式における基本マナーです。羽織り物をプラスすることで、上品さとフォーマル感を高められます。
ボレロ:
ショート丈のボレロは、ウエストラインを高く見せ、スタイルアップ効果も期待できます。レースやシフォン素材を選ぶと、軽やかでエレガントな印象に。
ショール:
大判のショールは、様々なアレンジが可能で、こなれ感を演出できます。ドレスの色味と馴染むベージュ、ゴールド、ネイビーなどの上品な色を選びましょう。
ジャケット:
肌寒い時期や、かっちりとした印象にしたい場合は、シンプルなデザインのジャケットも良いでしょう。
2. 小物選びで全体のバランスを調整
バッグ、靴、アクセサリーは、赤ドレスの印象を左右する重要な要素です。
バッグ:
小ぶりのクラッチバッグやパーティーバッグが基本です。素材はサテンやレース、ビーズなど、華やかさのあるものを選びましょう。色は、ドレスの色と喧嘩しないゴールド、シルバー、ベージュ、ブラックなどの落ち着いた色がおすすめです。
靴:
ヒールのあるパンプスが基本です。サンダルやミュール、ブーツは避けましょう。色はバッグと同様に、ベージュ、ブラック、ネイビー、グレーなど、全体を引き締める落ち着いた色を選ぶとバランスが良くなります。
アクセサリー:
シンプルなパールやビジューのネックレス、イヤリング(ピアス)で上品にまとめましょう。赤ドレス自体が華やかなので、アクセサリーは控えめにするのがポイントです。
3. ヘアスタイルは清潔感とまとまりを重視
華やかな赤ドレスには、清潔感のあるまとめ髪やハーフアップがおすすめです。
アップスタイル:
首元がすっきりして見え、ドレスのデザインを際立たせます。
ハーフアップ:
少しカジュアルな雰囲気ですが、上品にまとまっていれば問題ありません。
NG:
ダウンスタイルで髪が乱れている、派手すぎるヘアアクセサリーは避けましょう。
赤ドレスNGな場合もある?こんな時は避けよう
ほとんどの結婚式で赤ドレスはOKですが、中には避けた方が良いケースもあります。
新婦や新郎の親族に事前に確認:
もし、新郎新婦の意向でゲストに色指定がある場合や、特定の色の着用を控えてほしいという希望がある場合は、それに従いましょう。特に親族の結婚式では、事前に確認することをおすすめします。
会場の雰囲気に合わせる:
格式高いホテルや厳かなチャペルでの挙式では、より落ち着いた色味やデザインのドレスを選ぶ方が無難な場合もあります。カジュアルなレストランウェディングなどでは、比較的自由度が高いでしょう。
「お色直し」で新婦が赤ドレスの場合:
新婦がお色直しで赤色のドレスを着用することが事前に分かっている場合は、ゲストは赤色のドレスを避けるのがスマートな配慮です。
まとめ:マナーを守って、華やかな赤ドレスを楽しもう!
結婚式で赤ドレスを着用することは、適切に選べばとても素敵で、お祝いの気持ちを表現できる選択肢です。大切なのは、主役である花嫁よりも目立たないこと、そして品のある落ち着いた赤色を選ぶことです。
今回ご紹介したマナーとコーディネートのコツを参考に、あなたにぴったりの赤ドレスを見つけて、自信を持って結婚式のおしゃれを楽しんでくださいね!
どんな赤ドレスが気になりましたか?