結婚式でノースリーブはOK?安心して楽しむためのドレス選びとマナー
「結婚式にお呼ばれしたけど、ノースリーブのドレスってマナー違反なのかな…?」
結婚式や披露宴の招待状が届くと、まず悩むのが服装ですよね。特にノースリーブのドレスは、おしゃれだけどマナー的に大丈夫なのか、気になってしまう方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、ノースリーブのドレス自体は問題ありません! ただし、いくつか押さえておきたいポイントと、より上品に見せるための工夫があります。今回は、結婚式でのノースリーブドレスのマナーと、おすすめのコーディネート術を詳しくご紹介します。これを読めば、自信を持って素敵な一日を過ごせるはずですよ!
結婚式でノースリーブドレスは「あり」!ただし○○は避けて
結婚式や披露宴の服装には、ある程度のマナーがあります。しかし、ノースリーブのドレスは一般的に問題ないとされています。
ノースリーブOKの理由
最近の結婚式では、フォーマルな場とはいえ、より多様なスタイルが受け入れられるようになっています。ノースリーブドレスも、適切に着用すればおしゃれで上品な印象を与えられます。
ここだけは避けたい!NGポイント
- 過度な露出はNG: ノースリーブでも、胸元が大きく開いているもの、背中が大きく露出しているもの、丈が極端に短いミニドレスなどは、結婚式の場にはふさわしくありません。あくまでお祝いの席なので、上品さを保つことが大切です。
- カジュアルすぎる素材: コットンやリネン、デニムなどのカジュアルな素材のノースリーブドレスは避けましょう。結婚式には、サテン、シフォン、レース、ジャガードなどのフォーマル感のある素材が適しています。
上品に着こなす!ノースリーブドレスのマナーとコーディネート術
ノースリーブドレスを結婚式で着る際に、よりエレガントでマナーに沿った着こなしをするためのポイントをご紹介します。
1. 羽織りもので「肌の露出を控える」のが基本
ノースリーブドレスを着用する際の一番のポイントは、羽織りものを活用することです。
- 挙式・披露宴中は必須: 挙式中や、披露宴で新郎新婦のご両親にご挨拶する際など、フォーマルな場面では肩や腕の露出を控えるのがマナーとされています。これは、教会や格式ある会場での挙式で、肌の露出を抑えるというキリスト教の慣習に由来すると言われています。
- おすすめの羽織りもの:
- ボレロ: 袖丈や素材、デザインが豊富で、ドレスとの相性も抜群です。丈が短めなので、スタイルアップ効果も期待できます。
- ショール・ストール: 華やかさをプラスしたいときにぴったり。素材や巻き方次第で様々な表情を楽しめます。ただし、ずり落ちやすいものもあるので、ピンなどで固定すると安心です。
- ジャケット: よりかっちりとした印象にしたい場合や、寒い季節にはツイードやノーカラージャケットも良いでしょう。
- レースやシアー素材のトップス: ノースリーブドレスの上に重ねて着ることで、トレンド感も出せます。
2. 上品な素材とデザインを選ぶ
ドレス自体の素材やデザインも重要です。
- 光沢のある素材: サテンやシャンタン、タフタなど、適度な光沢がある素材は、華やかでフォーマルな雰囲気を演出します。
- レースや刺繍: 全体的にレースがあしらわれたデザインや、繊細な刺繍が施されたドレスは、一枚でエレガントな印象を与え、羽織りがなくても上品に見えることがあります。ただし、総レースでも透けすぎないものを選びましょう。
- 丈は膝下~ミモレ丈: 膝が隠れるくらいの丈か、ふくらはぎの中間あたりまでのミモレ丈が上品です。ロング丈も素敵ですが、動きやすさも考慮しましょう。
3. 小物使いで格上げ!
ドレスに合わせた小物で、全体のコーディネートをさらに美しく見せましょう。
- パーティーバッグ: 小さめのクラッチバッグやチェーンバッグが基本です。カジュアルな素材や大きすぎるバッグは避けましょう。
- パンプス: ヒールのあるパンプスが一般的です。つま先やかかとが出るオープントゥやミュールは避けるのが無難です。ベージュや黒、シルバーなど、ドレスに合わせた落ち着いた色を選びましょう。
- アクセサリー: 首元が寂しくなりがちなノースリーブには、ネックレスが映えます。パールのネックレスや、上品な輝きのジュエリーを選び、華やかさを添えましょう。
シーン別!ノースリーブドレスの注意点
結婚式の形式によって、ノースリーブドレスの着こなしに配慮が必要です。
- チャペル挙式: チャペル(教会)での挙式では、肌の露出を控えるのがより重視されます。必ずボレロやショールなどで肩や腕を覆うようにしましょう。披露宴会場に移動してからは、会場の雰囲気や演出に合わせて羽織りものを外すことも可能です。
- レストランウェディングやカジュアルなパーティー: 比較的自由な雰囲気の会場であれば、そこまで厳密なマナーを求められないこともあります。しかし、基本的には羽織りものを用意し、場面に応じて着用するのが安心です。
- 冬場の結婚式: 寒い季節には、ノースリーブドレスだけではもちろん寒いです。厚手のボレロや、ファー素材のショール(フェイクファーが望ましい)、またはエレガントなコートなどを羽織り、防寒対策もしっかり行いましょう。
自信を持って「私らしい」ドレスアップを!
ノースリーブドレスは、適切にマナーを守り、上品に着こなせば、結婚式というお祝いの場にふさわしい素敵な選択肢です。
素材やデザイン、そして羽織りものの選び方で、印象は大きく変わります。ぜひ、今回ご紹介したポイントを参考に、あなたの魅力を最大限に引き出す一着を選んで、大切な人のお祝いの場を心ゆくまで楽しんでくださいね!