知って納得!二重窓(インプラス)で防音・断熱リフォーム
「外の車の音がうるさくて眠れない…」
「冬になると窓際がひんやりして、暖房が効きにくい…」
そんなお悩み、ありませんか?お部屋の快適さを損なっている原因は、実は窓にあるかもしれません。
窓をリフォームする際、手軽にできる対策として注目されているのが**「二重窓(インプラス)」**です。この記事では、二重窓の仕組みや、それがもたらす驚きの効果を分かりやすく解説します。
二重窓(インプラス)とは?
二重窓とは、既存の窓の内側にもう一つ窓を新しく取り付けるリフォーム方法です。
新しい窓は「内窓」や「二重サッシ」とも呼ばれ、リクシル社の製品名から「インプラス」と呼ばれることもあります。
このリフォームの最大のメリットは、大がかりな工事が不要で、たった1日で工事が完了することが多いことです。
なぜ二重窓に防音・断熱効果があるの?
二重窓が防音・断熱に優れているのは、**「空気層」**に秘密があります。
既存の窓と新しく取り付けた窓の間にできる空気の層が、外部からの音や熱の伝わりをシャットアウトする役割を果たします。
1. 防音効果
音の伝わりをブロック: 窓は、音を一番通しやすい場所です。二重窓にすることで、外の車の音や電車の音、話し声などが伝わりにくくなります。
共振を防ぐ: ガラスが共振して音を通すのを防ぐ効果もあります。窓を二重にすることで、それぞれの窓が異なる振動数になるため、共振が起こりにくくなります。
2. 断熱効果
熱の出入りを防ぐ: 暖房や冷房の熱は、約60%が窓から逃げたり、窓から入ってきたりすると言われています。二重窓にすることで、この熱の移動を防ぎ、冷暖房効率が格段にアップします。
結露対策: 窓ガラスの表面温度が下がりにくくなるため、冬のイヤな結露を大幅に抑えることができます。カビの発生を防ぎ、健康的な室内環境を保つことにも繋がります。
二重窓にするときの注意点
良いことばかりのように思える二重窓ですが、いくつか注意点もあります。
窓の開閉が二回になる: 窓を開ける際に、内窓と外窓、二回開ける手間がかかります。
窓と窓の間にホコリが溜まる: 定期的に二つの窓の間を掃除する必要があります。
窓台の幅に注意: 設置する窓台(カウンター)の幅が狭いと、取り付けられない場合があります。
これらのデメリットも踏まえて、業者としっかり相談してリフォームを検討しましょう。
まとめ
二重窓(インプラス)は、手軽な工事で、防音や断熱といった大きな効果をもたらすリフォーム方法です。
騒音に悩んでいる方、光熱費を節約したい方、結露に困っている方にとって、二重窓は快適な暮らしを実現するための心強い味方になってくれるでしょう。
もし今、窓のことでお悩みなら、一度専門業者に相談して、二重窓のリフォームを検討してみてはいかがでしょうか?