牛乳パック椅子に「アンパンマンカバー」を手作り!フェルトで可愛いアレンジ術を徹底解説
お子さんのために作った牛乳パック椅子、もう使っていますか?軽くて丈夫、そしてエコな牛乳パック椅子は、子育て中のご家庭で大活躍するアイテムですよね。せっかくなら、お子さんの大好きなキャラクターのカバーをかけて、もっと特別な一脚にしてあげませんか?
今回は、みんなのヒーロー「アンパンマン」をテーマにした椅子カバーの作り方を、フェルトを使った簡単アレンジ術とともに詳しく解説します。裁縫が苦手な方でも大丈夫!不器用さんでも手作りできる、可愛いアンパンマンカバーの作り方をマスターして、お子さんを笑顔にしましょう!
なぜ「牛乳パック椅子」が人気なの?その魅力と基本構造
「牛乳パック椅子」は、多くのご家庭で手作りされる人気のアイテムです。その魅力はたくさんあります。
- エコで経済的: 捨ててしまうはずの牛乳パックを再利用するので、環境に優しく、材料費もほとんどかかりません。
- 丈夫で安全: しっかり組み合わせれば、大人が座っても大丈夫なくらい頑丈に作れます。角を丸くしたり、布で覆ったりすることで、お子さんがぶつかっても安心です。
- サイズが自由自在: お子さんの成長に合わせて、座面の高さや大きさを調整できるのも、手作りならではのメリットです。
- 手作り感の温かさ: 市販の椅子とは違う、手作りならではの温かみは、お子さんにとっても特別な愛着が湧くことでしょう。
牛乳パック椅子の基本構造をチェック!
牛乳パック椅子の基本的な形は、牛乳パックを6個集めて土台を作り、それを複数組み合わせることでできています。
- 立方体: 6個の牛乳パックを十字に組み合わせてテープで固定し、立方体の土台を作ります。
- 六角形: 12個や16個の牛乳パックを使って、安定感のある六角形やそれ以上の座面を作ることも可能です。
このしっかりした土台の上に、クッション材や布を貼り付けてカバーをかけていきます。
アンパンマンカバー作りに必要な材料と道具
さあ、いよいよアンパンマンカバーの手作り準備です!今回はフェルトを使った簡単アレンジなので、特別な道具は必要ありません。
材料リスト
- 牛乳パック椅子本体: 完成しているものを用意してください。
- フェルト生地:
- 赤(アンパンマンの顔、服)
- ベージュ or 薄茶色(アンパンマンの顔のベース)
- 黒(目、口、眉毛など)
- 白(目、歯など)
- 黄色(鼻、ホッペ)
- 水色や青(背景や服のアクセント)
- ※椅子のサイズに合わせて、ベースとなる無地のフェルト(水色や黄色など)を多めに用意すると良いでしょう。
- 厚手の接着芯: (お好みで)ワッペンをしっかりさせるため。
- 面ファスナー(マジックテープ): カバーを椅子に固定するため。
- 綿: (お好みで)アンパンマンの鼻やホッペに立体感を出すため。
道具リスト
- 裁ちばさみ: フェルトを切る用。
- 手芸用ボンド または 布用接着剤: フェルト同士を貼り合わせるのに便利です。
- チャコペン(または水で消えるペン): フェルトに下書きをする用。
- 安全ピンまたはクリップ: フェルトを仮止めする用。
- 定規: 直線切りやサイズを測る用。
- アイロン: (接着芯を使う場合)
- ミシンまたは手縫い糸と針: (ミシンや手縫いができる方は、より丈夫に作れますが、ボンドだけでもOKです!)
アンパンマンカバーの作り方:フェルトで簡単アレンジ!
フェルトは切りっぱなしでもほつれないので、初心者さんにも扱いやすい素材です。ボンドをメインに使えば、針と糸が苦手でも可愛いアンパンマンカバーが作れますよ!
【ステップ1】椅子のサイズに合わせたカバーの型紙を作る
まず、完成した牛乳パック椅子のサイズを正確に測ります。
- 座面と側面: 座面と側面を覆う大きさに、それぞれのフェルトを裁断します。
- 型紙の作成: 紙にアンパンマンの顔のパーツ(顔の輪郭、目、鼻、ホッペ、口、眉毛など)を実物大で描き、型紙を作ります。お子さんの好きな表情を参考にすると良いでしょう。
【ステップ2】アンパンマンの顔パーツをフェルトで切り出す
型紙をフェルトに乗せて、チャコペンなどで型を取り、各パーツを丁寧に切り出します。
- 顔のベース: ベージュや薄茶色のフェルト。
- 鼻とホッペ: 黄色のフェルトで丸く切り出し、必要であれば中に少量の綿を入れて立体感を出します。
- 目: 黒のフェルトで楕円形に、白のフェルトで黒目の中に光を入れる小さな丸を切り出します。
- 口と眉毛: 黒のフェルトで切り出します。アンパンマンらしい優しい笑顔になるように調整しましょう。
【ステップ3】各パーツを貼り付けて顔を完成させる
- 椅子の正面となるフェルト(例えば水色や赤のベースカラー)に、切り出した顔のベースを接着剤で貼り付けます。
- その上に、目、鼻(綿を入れた場合は立体的に)、ホッペ、口、眉毛の順に重ねて貼り付けます。アンパンマンの顔がバランス良く見えるように、配置を調整しながら丁寧に貼り付けていきましょう。
- (もし可能なら)ボンドで貼り付けた後、ずれないように、各パーツのフチをミシンや手縫いで軽く縫い付けると、さらに丈夫になります。
【ステップ4】カバーを椅子本体に取り付ける
完成したアンパンマンの顔が付いたフェルトを、椅子の正面に合わせて固定します。
- 面ファスナー(マジックテープ)の活用: 椅子の裏側や、カバーの端に面ファスナーを縫い付けるか、強力な布用ボンドで貼り付け、カバーを簡単に着脱できるようにすると便利です。汚れた時に洗濯しやすくなります。
- 縫い付け: もし椅子全体を布で覆うタイプのカバーにするなら、椅子の座面と側面を包むようにフェルトを縫い合わせ、椅子にかぶせる形にします。この場合も、ずれ防止のために面ファスナーを併用すると良いでしょう。
もっと可愛く!アレンジと飾り付けのアイデア
基本的なアンパンマンカバーが完成したら、さらにお子さんが喜ぶようなアレンジを加えてみましょう。
- 名前やイニシャル: フェルトでアンパンマンのキャラクターと一緒に、お子さんの名前やイニシャルを切り抜き、貼り付けると特別な一脚になります。
- 他のキャラクター: 裏面には、しょくぱんまんやカレーパンマン、メロンパンナちゃんなど、アンパンマンの仲間たちをフェルトで作って貼り付けるのも楽しいでしょう。
- ワッペンやアップリケ: 市販のアンパンマンのワッペンやアップリケを貼り付けるだけでも、ぐっと可愛さが増します。
- フリルやリボン: 椅子の縁にフェルトのフリルをつけたり、カラフルなリボンを飾ったりするのも良いアイデアです。
まとめ:世界に一つだけのアンパンマン椅子をプレゼント!
牛乳パック椅子にフェルトを使って作るアンパンマンカバーは、手作りならではの温かさと、お子さんの大好きなキャラクターという二重の喜びを与えてくれる、特別なアイテムになります。
裁縫に自信がなくても、手芸用ボンドを上手に使えば、想像以上に簡単に可愛いアンパンマン椅子が作れます。
ぜひ、お子さんの笑顔を思い浮かべながら、世界に一つだけのオリジナルアンパンマンカバーに挑戦してみてください。きっと、親子にとって忘れられない、大切な思い出の一脚となるでしょう!