パーティードレスの下、何を着るのが正解?透けない・響かないインナーの選び方
結婚式や二次会、謝恩会など、華やかなパーティードレスを着る機会は多いですよね。せっかく素敵なドレスを選んだのに、「下着が透けてるかも…」「ラインが響いて気になる…」なんてことになったら、台無しです。ドレス姿を美しく見せるためには、その下に着用するインナー選びがとっても重要なんです。
「でも、どんなインナーを選べばいいの?」「ブラジャーはどうする?」
この記事では、パーティードレスを完璧に着こなすためのインナー選びの基本から、透けない・響かないインナーの選び方、そしてドレスのデザインに合わせたおすすめアイテムまで、徹底的に解説します。これであなたも、自信を持ってパーティードレスを楽しめますよ!
パーティードレスのインナー選び、これだけは押さえて!3つの基本
パーティードレス用のインナーを選ぶ際に、最も大切な3つのポイントをご紹介します。
1. 透けない色と素材を選ぶ
- ベージュ系が基本: ドレスの色が何であっても、肌に近い**ベージュ(モカ、スキントーンなど)**のインナーを選びましょう。白は透けやすく、黒は暗い色のドレスでも透けて見えたり、重たい印象を与えたりすることがあります。
- アウターに響きにくい素材: レースや刺繍が目立つもの、厚手の素材は避け、薄手で光沢のない、滑らかな素材を選びましょう。シームレス(縫い目のない)タイプもおすすめです。
2. ドレスのデザインに「響かない」ラインを選ぶ
ドレスのシルエットを崩さないためには、インナーのラインがアウターに響かないことが重要です。
- 段差を作らない: ブラジャーのカップ上辺やショーツのゴム部分が食い込んで段差になるのはNG。体にフィットしすぎず、かつゆるすぎないサイズを選びましょう。
- カットラインに注意: ドレスの背中や胸元の開き具合に合わせて、インナーのラインが外から見えないものを選びます。
3. ドレスの素材と厚さを考慮する
薄手のサテンやシフォン、レース素材のドレスは特に透けやすいため、より透け防止効果の高いインナーが必要です。厚手の生地でも、体のラインに沿うデザインの場合は響きにくいインナーが求められます。
ドレスデザイン別!おすすめインナーの種類と選び方
パーティードレスはデザインが様々。それぞれのデザインに合ったインナーを選ぶことが、美しく着こなすための秘訣です。
1. 背中が大きく開いたドレス
背中が大きく開いたデザインのドレスには、通常のブラジャーは使えません。
- ブラジャーの選択肢:
- ブラストラップレスブラ: ストラップなしで着用できるブラ。ノンワイヤーやワイヤー入り、粘着タイプなどがあります。ホールド力はデザインにより異なりますが、背中が開いていてもOK。
- ヌーブラ(シリコンブラ): カップ部分が直接肌に貼りつくタイプ。背中も肩も完全に露出できますが、バストをしっかり支える力は弱めです。バストメイクより「隠す」目的で使われます。
- ニップルシール: バストトップだけを隠したい場合に。ホールド力はありません。
- ローバックブラ: 背中のストラップ位置が極端に低い位置にくるように設計されたブラ。背中が開きつつも、ある程度のホールド感が欲しい場合に適しています。
- インナーの選択肢:
- バックレスボディスーツ/ボディシェイパー: 背中が大きく開いており、ウエストやヒップラインを整える効果も期待できます。一枚で全身のラインをきれいに見せたい場合に便利です。
2. 肩や胸元が開いたドレス(オフショルダー、ベアトップ、キャミソールなど)
ストラップが見えないように、または目立たないように工夫が必要です。
- ブラジャーの選択肢:
- ストラップレスブラ: 定番の選択肢。安定感を重視するなら、サイドボーンや幅広のアンダーベルトがあるものがおすすめです。
- 透明ストラップブラ: ストラップを透明なものに付け替えられるタイプ。あまり目立たせたくない場合に。
- ヌーブラ(シリコンブラ): 肩や胸元を完全に露出できるため、デザインを邪魔しません。
- インナーの選択肢:
- ストラップレススリップ/ペチコート: 透け防止に必須。胸元が開いている場合は、ストラップレスタイプを選びましょう。
- チューブトップ型のシェイパー: ウエスト周りをすっきり見せたい場合に。
3. スレンダーライン・タイトなドレス
体のラインが出やすいドレスには、アウターに響かないシームレスなインナーが必須です。
- インナーの選択肢:
- ボディスーツ/ボディシェイパー: ブラジャーとショーツが一体型になったタイプ。ウエスト、ヒップ、太ももまで一枚でカバーでき、全身のラインをスムーズに整えてくれます。シームレス素材を選びましょう。
- ロングガードル: ヒップから太ももにかけてのラインを整えたい場合に。ドレスの裾のラインに響かない丈を選びましょう。
- シームレスショーツ: 食い込みや段差が気になる場合に。
- ブラジャーの選択肢:
- モールドカップブラ: カップに縫い目がなく、滑らかなラインなので、アウターに響きにくいです。
4. シフォン・レースなど透けやすい素材のドレス
裏地があっても透け感が気になるドレスには、透け防止効果の高いインナーを重ねましょう。
- インナーの選択肢:
- スリップ/ペチコート: ドレスの丈に合わせて選びます。膝丈ドレスならハーフスリップやペチコート、ロングドレスならロングスリップを。静電気防止加工がされていると、ドレスのまとわりつきを防げます。
- ボディシェイパー/ボディスーツ: 透け防止と同時に、全身のラインを整える効果もあります。
これだけは避けたい!NGなインナーの選び方
せっかくのドレスアップが台無しにならないよう、以下のインナーは避けましょう。
- 白や黒、柄物の下着: 透けやすいだけでなく、ドレスの印象を損ねます。
- レースや刺繍が派手な下着: ドレスの生地が薄いと、デザインが浮き出て見えてしまいます。
- 締め付けが強すぎるインナー: 段差になったり、体に負担がかかったりします。
- 普段使いの下着: ストラップが見えたり、ラインが響いたりする可能性が高いです。
まとめ:ドレスの美しさはインナーで決まる!
パーティードレスを美しく着こなすためには、ドレスのデザインに合わせたインナー選びが非常に重要です。
- 肌に馴染むベージュ系の色
- 透けない・響かない素材とライン
- ドレスの露出部分に合わせたデザイン
これらのポイントを押さえて、あなたにぴったりのインナーを選びましょう。見えない部分まで気を配ることで、自信を持ってドレスアップし、パーティの時間を心ゆくまで楽しんでくださいね!