「このアクセサリー、大丈夫？」結婚式お呼ばれゲストのアクセサリーマナー、これで完璧！
結婚式にお呼ばれした時、素敵なドレスとバッグが決まっても、「どんなアクセサリーをつけたらいいんだろう？」と悩んでしまう方は多いのではないでしょうか。普段使いのアクセサリーではカジュアルすぎるし、かといって派手すぎるのも失礼にあたるかも…。
実は、結婚式のアクセサリーにも、**お祝いの場にふさわしい「品格」と「配慮」**を示すための大切なマナーがあるんです。
この記事では、結婚式ゲストのアクセサリーにおける基本マナーから、NGとされるアクセサリー、そしてあなたのドレス姿をより美しく見せる選び方のポイントまで、詳しく解説していきます。これを読めば、あなたは自信を持って結婚式に参列し、新郎新婦を心から祝福できるようになりますよ！
結婚式ゲストのアクセサリー、これだけは押さえたい3つの基本マナー
まずは、結婚式のアクセサリー選びで絶対に外せない基本マナーから確認しましょう。
1. 「昼」と「夜」で素材や輝きを使い分ける
結婚式は時間帯によって、ふさわしいアクセサリーの輝きが異なります。
昼の結婚式（〜夕方まで）：
控えめな輝きが基本。 自然光の下では、キラキラと光る大ぶりなアクセサリーは控えましょう。
おすすめ素材： パール、天然石、上品な輝きのプラチナやホワイトゴールドなど。ダイヤも小ぶりで繊細なデザインなら問題ありません。
理由： フラッシュや太陽光を反射して、写真に写り込んだり、他のゲストの迷惑になったりすることを避けるためです。
夜の結婚式（夕方〜）：
華やかさをプラス！ 照明の下では、きらめく素材がより美しく映えます。
おすすめ素材： ダイヤモンド、クリスタル、ラインストーン、ゴールドやシルバーなど、光を反射して輝く素材。
理由： 照明が落ちた会場で、顔周りを明るく見せ、華やかなパーティー感を演出するためです。
2. 品格と清潔感を重視する
上品なデザインを選ぶ： 大ぶりすぎるもの、カジュアルすぎるもの、安っぽく見えるものは避けましょう。繊細で上品なデザインが基本です。
清潔感を保つ： 汚れていたり、サビていたりするアクセサリーはNGです。必ず事前に手入れをして、きれいな状態で身につけましょう。
3. 主役は新郎新婦！控えめな配慮を
花嫁より目立たない： これが最も重要なマナーです。花嫁さんのティアラや大ぶりなネックレス、派手なヘアアクセサリーなどは避けましょう。
シンプルな装飾で統一感を： アクセサリーをたくさんつけすぎると、ごちゃごちゃした印象になりがちです。ネックレス、イヤリング（ピアス）、ブレスレット、ヘアアクセサリーなど、全体のバランスを見て、つけすぎないようにしましょう。
これはNG！結婚式で避けるべきアクセサリー
お祝いの場にはふさわしくないアクセサリーもあります。知らずに身につけてしまわないよう、しっかり確認しましょう。
1. 「不幸」や「殺生」を連想させるもの
黒いアクセサリー： 黒は喪の色を連想させるため、基本的には避けましょう。ただし、パールなどフォーマルな素材の黒なら、小さなワンポイント程度なら許容される場合もありますが、できれば明るい色や他の色と組み合わせたものを選びましょう。
アニマル柄・ファー素材： 殺生を連想させるため、動物の毛皮（リアルファー、フェイクファー問わず）やアニマル柄（ヒョウ柄、ゼブラ柄など）はNGです。
クロコダイルやヘビ革など： バッグと同様に、殺生を連想させる素材は避けましょう。
2. カジュアルすぎる素材やデザイン
カジュアルな素材： コットン、麻、レザー（革）、ウッド（木）、プラスチック製の安っぽいもの、大ぶりのアクリルなど、普段使いのカジュアルなアクセサリーは避けましょう。
おもちゃっぽいデザイン： キャラクターものや、子どもっぽいデザインはNGです。
コサージュ： 布製のコサージュは、生花を模倣しているため、花嫁のブーケと被る可能性があります。基本的には避けるのが無難です。
3. 不吉な意味合いを持つもの
揺れるピアスやイヤリング： 「家庭が揺れる」ことを連想させるため、結婚式では避けた方が良いという意見もあります。最近は許容される傾向にありますが、気になる場合はスタッドタイプや耳に沿うデザインを選びましょう。
二連のネックレス： 「結婚が繰り返される」という再婚を連想させるため、縁起が悪いとされることがあります。一本で完結するデザインを選びましょう。
ドレス姿をワンランクアップ！おすすめアクセサリーの選び方
マナーを押さえた上で、あなたの魅力を引き出すアクセサリー選びのポイントを見ていきましょう。
1. ネックレス：首元を美しく飾る
昼の結婚式： 一連のパールネックレスが最も定番で上品です。パールの大きさは8mm前後が品良く見えます。
夜の結婚式： ダイヤモンドやクリスタル、ジルコニアなど、輝きのあるシンプルなネックレスが華やかさを添えます。
2. イヤリング・ピアス：顔周りを明るく演出
昼の結婚式： パールの一粒ピアス（イヤリング）や、小ぶりなデザインのものが上品です。
夜の結婚式： きらめく素材のドロップ型や揺れるタイプもOKですが、長すぎず、派手すぎないデザインを選びましょう。
3. ブレスレット：手元にさりげない輝きを
シンプルで華奢なデザイン： 繊細なチェーンに小さなパールやストーンがあしらわれたものがおすすめです。
ジャラジャラしない： 動きによって音がするような大ぶりなブレスレットは避けましょう。
4. ヘアアクセサリー：アップスタイルに彩りを
上品なバレッタやコーム： パールやビジュー、ラインストーンがあしらわれたものが人気です。
生花はNG： 花嫁の特権なので、ゲストは生花のヘアアクセサリーは避けましょう。
5. 指輪：結婚指輪以外は控えめに
結婚指輪： もちろんOKです。
ファッションリング： 複数つける場合は、シンプルで華奢なデザインを2〜3個程度にとどめ、派手になりすぎないようにしましょう。
まとめ：品格と祝福の気持ちをアクセサリーに込めて
結婚式にお呼ばれした際のアクセサリー選びは、新郎新婦への祝福の気持ちと、お祝いの場への敬意を表す大切な要素です。
昼と夜の時間帯で輝きを使い分け、避けるべき素材やデザインを理解し、そして何よりも「花嫁より目立たない」という基本を心に留めておきましょう。
この記事でご紹介したマナーと選び方のポイントを押さえれば、あなたは自信を持ってアクセサリーを身につけ、最高の笑顔で大切な人の門出を祝うことができるはずです。