【妊娠初期症状チェックリスト】つわりや眠気、体の変化を妊娠週数別に解説
「もしかして、妊娠したかも…?」
「なんだか体がだるいし、熱っぽい。これって妊娠の初期症状?」
妊娠超初期から初期にかけて、私たちの体はさまざまな変化を経験します。しかし、その変化は生理前の症状と似ていることも多く、戸惑ってしまう方も少なくありません。
この記事では、妊娠初期に現れる可能性のある代表的な症状を、妊娠週数別に詳しく解説します。あなたが今感じている体の変化が、妊娠によるものなのかどうかをチェックする手助けとして、ぜひ参考にしてみてください。
妊娠0〜3週:まだ症状はほとんどない時期
この時期は、まだ自覚できる初期症状はほとんどありません。妊娠0週は、最後の生理が始まった日を指します。受精・着床はまだこれから、という段階です。
妊娠4週:生理予定日を過ぎた頃
生理予定日を過ぎても生理がこないことで、妊娠に気づく方が多い時期です。
生理がこない: 最も分かりやすいサインです。
基礎体温が高いまま: 普段なら生理がくるタイミングで体温が下がるはずが、高温期が続きます。
微量の出血: 着床出血と呼ばれる、ごく少量の出血がある人もいます。生理とは違い、数日で止まるのが特徴です。
だるさ、眠気: 風邪に似た症状で、体がだるく、眠気が強くなることがあります。
妊娠5〜6週:「つわり」が始まる人が増える時期
多くの人が妊娠を実感するようになる時期です。つわりの症状も出始めます。
つわりの症状: 吐き気、胃のむかつき、食欲不振、においに敏感になる、唾液が増えるなど、人によってさまざまな症状が出ます。
吐きづわり: 吐き気や嘔吐が中心。
食べづわり: 空腹になると気持ち悪くなり、何か食べていないと落ち着かない。
においづわり: 特定のにおい(ごはんの炊けるにおい、柔軟剤など)に敏感になる。
胸の張り、乳首の変化: 胸が張ったり、乳首が黒ずんでくることがあります。
頻尿: 子宮が大きくなり、膀胱を圧迫することで、トイレに行く回数が増えます。
妊娠7〜8週:つわりのピークを迎える人も
妊娠初期症状がはっきり現れる時期です。
つわりの症状: 多くの人がこの時期につわりのピークを迎えます。症状がひどい場合は、食事や水分が摂れなくなることもあります。
便秘・下痢: ホルモンの影響で、腸の動きが不安定になり、便秘や下痢になることがあります。
情緒不安定: 些細なことでイライラしたり、落ち込んだりするなど、精神的に不安定になることがあります。
つわりを少しでも楽にするためのヒント
「つわりがつらくて、何も食べられない…」と悩んでいる方もいるかもしれません。つわりは個人差が大きく、明確な治し方はありませんが、少しでも楽に過ごすためのヒントをご紹介します。
無理して食べない: 食べられるものを、食べられるときに、少量ずつ口にしましょう。冷たいものやさっぱりしたものが食べやすいことが多いです。
においを避ける: 苦手なにおいからは遠ざかり、換気をこまめに行いましょう。
体を休める: だるさや眠気を感じたら、無理せず横になって休むことが大切です。
まとめ:あなたの体の変化に耳を傾けよう
この記事でご紹介した症状は、あくまで一例です。すべての症状が当てはまる人もいれば、まったく初期症状がない人もいます。
大切なのは、ご自身の体の変化に意識を向け、少しでも不安に感じることがあれば、一人で悩まずに産婦人科を受診することです。医師があなたの状態を正確に診断し、適切なアドバイスをくれます。
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