食洗機設置リフォームの費用と選び方｜後悔しないための全知識
毎日の面倒な食器洗いを楽にしてくれる食洗機。「リフォームで設置したいけど、費用はどのくらいかかるの？」「どんな種類があるの？」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、食洗機を後悔なく設置するための費用相場や種類、そして賢い選び方を分かりやすく解説します。
1. 食洗機設置リフォームの費用相場
食洗機の設置費用は、選ぶ機種や工事内容によって大きく異なります。主な費用の内訳は以下の通りです。
本体費用：食洗機本体の価格。
工事費用：設置工事にかかる費用。
付帯工事費用：必要に応じて発生する追加工事の費用。
タイプ別の費用相場
食洗機は大きく分けて2つのタイプがあります。
ビルトイン型：システムキッチンに組み込むタイプ。
本体価格：約8万円～30万円以上
工事費：約5万円～15万円
合計費用：約13万円～50万円以上
卓上型（据え置き型）：キッチンの上に置くタイプ。
本体価格：約4万円～15万円
工事費：約1万円～5万円
合計費用：約5万円～20万円
2. タイプ別！後悔しないための賢い選び方
食洗機を選ぶ際は、ご家庭のライフスタイルやキッチンの状況に合わせて最適なタイプを選ぶことが大切です。
ビルトイン型のメリット・デメリット
メリット：
キッチンがスッキリ：キッチンに溶け込むため、見た目がとてもきれいです。
大容量モデルが多い：一度にたくさんの食器を洗うことができ、大家族にも向いています。
作業スペースが確保できる：キッチンの作業台を広く使うことができます。
デメリット：
リフォーム費用が高い：本体価格に加え、大掛かりな工事が必要になるため、費用がかさみます。
工事に時間がかかる：キッチンの一部を解体して設置するため、工事期間が必要です。
賃貸では難しい：持ち家でないと設置が困難です。
卓上型のメリット・デメリット
メリット：
工事費用が安い：大掛かりな工事が不要で、比較的安く設置できます。
手軽に設置できる：大半のキッチンに設置でき、賃貸でもOKなモデルが多いです。
移動が可能：引っ越しなどで別の場所に持っていくことができます。
デメリット：
設置スペースが必要：キッチンの作業スペースが狭くなってしまうことがあります。
容量が小さい：ビルトイン型に比べて容量が小さいため、一度に洗える食器の量が限られます。
水栓の工事が必要な場合も：分岐水栓の取り付け工事が必要になることがあります。
3. 食洗機選びで失敗しないためのチェックポイント
タイプを選んだら、次は具体的な機種を選びます。
容量：家族の人数や、1日の食器量に合わせて選びましょう。
～3人暮らし：卓上型やコンパクトなビルトイン型
4人以上：ビルトイン型の大容量タイプ
乾燥機能：食器をすぐに使いたい場合は、乾燥機能付きのモデルが便利です。
洗浄力：機種によって洗浄力が異なります。油汚れが多いご家庭は、強力な洗浄コースがあるモデルを選ぶと良いでしょう。
静音性：夜間に食洗機を回すことが多い方は、静音設計のモデルを選ぶと安心です。
ランニングコスト：節水・節電効果の高いモデルは、長期的に見るとお得になります。
まとめ
食洗機の設置リフォームは、タイプによって費用や工事内容が大きく異なります。ご自身のライフスタイルや予算に合わせて、ビルトイン型か卓上型かを決めることが大切です。
「本当に必要か？」「我が家にはどのタイプが合うか？」をじっくり検討し、快適なキッチンライフを手に入れてくださいね。