浴室の照明デザインリフォームで明るさUP
〜毎日のバスタイムをもっと快適に〜
お風呂は一日の疲れを癒す大切な空間。
しかし、「浴室が暗くてリラックスできない」「老朽化で照明が暗い」と感じる人は意外と多いものです。
そんなときにおすすめなのが、照明デザインを取り入れた浴室リフォームです。
ここでは、明るくおしゃれなバスルームをつくるための照明リフォームのポイントを詳しく解説します。
1. 浴室の明るさは“照明の配置”で決まる
浴室の照明が暗く感じる原因の多くは、「照明位置」と「光の向き」にあります。
天井の中央に1灯だけ取り付けている場合、壁面や浴槽の陰ができやすく、全体が暗く見えます。
おすすめは多灯照明プラン。
・天井にメイン照明を設置
・鏡周りや壁際にダウンライトを追加
・洗い場には防水仕様の間接照明を採用
このように複数の照明をバランス良く配置することで、浴室全体がふんわり明るく、広く見えるようになります。
2. LED照明で省エネと長寿命を両立
リフォームの際は、LED照明への交換が断然おすすめです。
従来の蛍光灯よりも消費電力が少なく、寿命は約4〜5倍。
しかも防湿・防水タイプのLEDなら、湿気の多い浴室でも安心して使えます。
最近では、
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明るさを調整できる「調光機能付きLED」
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温かみを感じる「電球色LED」
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さわやかで清潔感のある「昼白色LED」
など、用途に応じて選べるラインナップも増えています。
省エネ×快適×デザイン性のすべてを叶えるのが、LED照明の大きな魅力です。
3. 間接照明で“ホテルライク”な雰囲気に
「おしゃれな浴室にしたい」「落ち着く照明デザインを取り入れたい」
そんな方には、間接照明がぴったりです。
壁の裏側や棚下にライトを仕込むことで、直接光を見せず、柔らかく反射した光で空間を包み込みます。
まるで高級ホテルのような上質な雰囲気になり、バスタイムが特別なひとときに。
間接照明を使う際は、**防水性能(IP65以上)**の照明器具を選ぶことがポイントです。
4. ミラーライトで毎日のケアも快適に
浴室鏡の周りに**ミラーライト(鏡照明)**を取り入れると、顔の影ができにくく、
スキンケアやシェービングも快適になります。
特におすすめなのは、
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明るさや色温度を調整できるタイプ
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曇り止めヒーター付きミラーライト
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スイッチ一体型LEDミラー
美容や清潔感を意識した照明デザインとして人気が高まっています。
5. デザイン性の高い照明器具を選ぶ
「浴室=実用的な空間」というイメージを変えるのが、デザイン照明です。
最近では、照明そのものがインテリアの一部になるようなアイテムも登場しています。
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木目調や石目調パネルと組み合わせたLEDラインライト
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バスルーム対応のペンダントライト
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天井を照らす間接光で天井高を演出
照明の色味やデザインを工夫するだけで、浴室が一気に上質な空間へ変わります。
6. リフォーム時の注意点と費用目安
照明リフォームを行う際は、防水・防湿性能に加えて、電気工事の資格が必要なケースがあります。
DIYでの交換が難しい場合は、必ずリフォーム業者や電気工事士に依頼しましょう。
費用の目安は以下の通りです:
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LED照明への交換:約1万〜3万円
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間接照明の設置:約3万〜8万円
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全体の照明リフォーム:約5万〜15万円
工事と同時に壁パネルや天井のリフォームも行うと、より統一感のあるデザインに仕上がります。
まとめ:照明リフォームで浴室の印象は劇的に変わる
浴室の明るさや雰囲気は、照明の工夫ひとつで大きく変わります。
ただ“明るくする”だけでなく、心地よさ・省エネ・デザイン性を意識することで、
毎日の入浴がもっとリラックスできる空間になります。
「お風呂が暗い」「古い照明を変えたい」と感じたら、
まずは照明リフォームから始めてみましょう。