赤ちゃんのげっぷはいつまで必要?出ないときの対処法とコツ
赤ちゃんの授乳後、「げっぷをさせなきゃ」と焦るママ・パパも多いでしょう。けれど、げっぷが出ないときや、いつまで続ければいいのか悩むこともあります。この記事では、赤ちゃんのげっぷの必要性、正しい出し方、出ないときの対処法まで、専門家監修の情報をもとにわかりやすく解説します。
赤ちゃんにげっぷをさせる理由
授乳中、赤ちゃんは母乳やミルクと一緒に空気を飲み込むことがあります。この空気が胃にたまると、おなかが張って苦しくなったり、吐き戻しの原因になることも。
特に新生児や生後間もない赤ちゃんは、胃の構造や消化機能が未熟なため、げっぷで空気を出すことが大切です。
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母乳のみの赤ちゃんは空気を吸い込みにくく、げっぷが出ない場合もある
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空気をためたままだとおなかの張りや吐き戻しの原因になる
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授乳後は基本的にげっぷをさせることが推奨される
赤ちゃんのげっぷの正しい出し方
1. 新生児(生後28日未満)向け
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赤ちゃんをたて抱きにして、首をしっかり支える
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ママやパパの肩に赤ちゃんをもたれかけさせる
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背中を下から上へやさしくさすったり、トントンとたたく
2. 1ヶ月以降の赤ちゃん向け
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座らせて背中をさする、または抱っこして背中を軽くたたく
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げっぷが出なくても焦らず、数分待つ
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服やタオルを敷いて吐き戻しに備えると安心
げっぷが出ないときの対処法
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赤ちゃんの姿勢を変えて試す(肩にかける、座らせる)
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背中を優しくトントンする
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母乳だけの赤ちゃんは、げっぷが出なくても自然な場合が多い
出ない場合も無理に出そうとせず、赤ちゃんの様子を観察しながら対応しましょう。
赤ちゃんのげっぷはいつまで必要?
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新生児~生後数か月は、授乳後にげっぷをさせるのが基本
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個人差はあるが、首がすわり始める頃(生後3~4か月前後)には自然と空気を飲み込みにくくなる
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卒乳まで毎回必須ではなく、様子を見ながら対応
まとめ
赤ちゃんのげっぷは、授乳後の空気抜きとして大切なケアですが、母乳中心の赤ちゃんでは出ないこともあります。正しい姿勢や背中のさすり方を知ることで、ママ・パパも安心して対応できます。焦らず、赤ちゃんのペースに合わせながら続けることが大切です。